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くるまみれ

23歳、文系。メカ知識なし。スピード欲なし。ただひたすらにくるま好き。

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今風ホットハッチ究極系?【アバルト500試乗・本番】

<前回>は同乗走行記でしたが、もちろんそれだけでは帰れないのでちゃんと試乗。

今回の試乗車は(写真は左ハンですが)右ハンのマニュアル車です。

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この白いパネルはボディカラーと同色なので、赤の試乗車には赤いパネルがつきました。大方黒一色で、しかも艶のない大方のクルマのインパネにおいて、こういうパネルは華やかでいいなぁなんて思いながら、漠然とイタリア車っていいなぁと感じたり。
すなわち「それ、要る?」っていうものを「うん、要る」ってデザイナーが言うからこういうものが出来るんだと、かつてカーデザインの本で読みました。ここで言う「要る?」っていうのはもちろん、ハイブリッドやスライドドアみたいな実用装備ではなく、内装の派手なパネルだったりサソリのエンブレムみたいな…言わば演出です。

このクルマはレザーシートが赤、シフトノブがアルミ、さらにクローム仕上げの「500」のロゴなんかもついてて演出は完璧です。イタ車はやっぱ、質実剛健になっちゃいけない。

で、運転。プントエヴォのようなアイドリングストップは無いけど、別に要らない。燃費云々を意識して走るクルマじゃないし、そもそもアイストは個人的にかなり苦手なので。耐久性にもネガがあるけど、やっぱり停車中のエンジン音も含めてドライブだと思う。

なんて言いつつもこの500、やはりというか室内は静か。

エンジンは1.3lの直4ターボ。スペックを並べても特にソソられないし、実際このクルマの魅力はそこではない。
このクルマの美徳は、何せ日本の道路事情でもそれなりに活かしきれるバランスの良さにあると思う。

というのも、今時のスポーツカーは数字で競い合っている。
雲の上のフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニから、もうちょい身近なBMWにAMGまで、圧倒的な数字を踊らせてまくし立てる。
貧乏人にはかねてからの疑問があり「じゃあその数字、日本の路上で実感できますか?」と。

そう、フィーリング無視の圧倒的なパワーはサーキットでもなきゃ発揮できない。そんなスペック時代において、このちっちゃいイタリア車は違う。その全開性能が発揮できなくとも、ただただ市街地を駆け巡るのが楽しいのだ。

一番秀逸なのがこのシフトノブ。
「こんな変な場所から生えてて?」と思ってたらそんなことはない。握りやすくて、カクンカクンとそれは気持よく入る。クラッチペダルともども力が要らず「旧世代」で鍛えた自分には若干物足りない反面、どこまでも運転していきたいような感覚。扱いやすいし変速時のショックも少ないから、必要以上にギアチェンジをしてみたくなる。

マニュアルって「愉しい」ものだとばかり思ってたけど、これはそれだけじゃない。
「愉しい」「気持ち良い」そして「ラク」。マニュアル車に抵抗のある人にこそ薦めたい、今風マニュアル車。

エンジンもターボエンジンとはいえ、昔のレーシングカーに言われていたような低回転トロトロ→いきなり過給を開始して冷や汗をかかせる「ドッカンターボ」の時代ではない(※)

低回転からじわじわ効いてくるので、渋滞や駐車時でも運転はすこぶるラク。もちろん飛ばせば、安定して付いてくる。これが今風の扱いやすいエンジンなのねと実感。ドッカンターボを試すことなく時代が変わってしまった、今の過給器はアバルトのようなスポーツモデルでもなければ、もはや燃費に貢献するものなのだ。

もちろんこのアバルトは<前回記事>みたいに、高速でのバランスの良さとパワーは実証済み。
でもバカみたいなエンジン音も振動も、市街地レベルでは抑えられている。それに件の電制パワステのお陰でとことん運転はしやすい。これぞ場所を選ばない、進化系ホットハッチなのね。

※ターボ(過給器)は簡単に説明してしまうと、エンジンから出た排ガスを再利用してエンジンをより強力に回すためのデバイス。昔のターボは低回転では働かず、ある一定の回転で急に大パワーを発揮するので「ドッカンターボ」なんて呼ばれたが、今のターボは発進時からじわじわ効く。しかも燃費優先で小型化したエンジンにパワーを「補う」ための装置なので、昔みたいに速いクルマばかりが搭載するわけではない。


ちなみに試乗はしなかったものの、このアバルト500及びノーマルのフィアット500にはオープンモデルが用意されている。

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こんな感じに屋根が開くので窓枠がソックリ残る。
なので開放感は若干限定される反面、高速域でも屋根開けて安心して走れる、車体剛性が高い、オープン機構がシンプルで丈夫とメリットが多い。ただし屋根開けて走ると、後方視界が全くなくなるらしい。

トランクも十分に残るのと、4人乗りでオープンってには何気に良いですよ。
ちなみにオープンは右ハンドル×セミATのみの設定。決して悪い意味ではなく、ファッション感覚で選ばれる方が多いとのことでした。が、やっぱりこのクルマにはマニュアルで乗りたいというのが個人的見解。


●総括
・市街地で使いやすくて、飛ばせば速い。サーキット走行派も大得意
・遅く走っても飛ばしても扱いやすいエンジン。渋滞さえも楽しくなるかも
・マニュアルシフトの手応えは最高。是非試して欲しい、きっと虜になる。
・なにせ内装はいいですよ!ノーマルのフィアット500よりもっと良い。


そんな全方位いいクルマです。もちろん価格だって「演出相応」だけど。

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●参考リンク
アバルト500紹介ページ

アバルト500c紹介ページ

普通のフィアットのページ

過去記事:アバルト500デモラン映像


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  1. 2012/08/05(日) 23:33:12|
  2. ドライブ・試乗
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