くるまみれ

23歳、文系。メカ知識なし。スピード欲なし。ただひたすらにくるま好き。

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ミニバン戦争【番外編】コンパクト勢とカングー

前編はこちら


前回は日本国内のミニバン戦争がいかに凄いことになっているかをお伝えしました。

あくまでバンは実用車として扱われる海外と違い、乗れる・積める・走れる(見れる)の日本のミニバンはもはや乗用車としての市民権を得て、家族の規模にかかわらず愛用されています。

そう、不思議なのが、核家族とか言われてるのにも関わらず7人乗りのミニバンが売れてるんですよ。

確かに「万が一」に備えて…たとえば祖父母と一緒に旅行に行くとか、子供の友達も一緒に送っていくとか…そういう非日常的な仕様には、3列シートが「あればあるなりに」便利という声も納得できます。必ずしも毎日フル乗車じゃなくても、ミニバンにはれっきとした使用価値があるのです。特に背の低いモデルにこの傾向があります。

ですが最新のトレンドとして「プチバン」などというカテゴリが動き出しているようです。
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これはトヨタのポルテです。フランス語で扉を意味する車名で、ボディの左側には一枚のスライドドアがついています。反対側は普通のドア2枚です。
ボディサイズは長さ4m、幅1.7m、高さ1.7mです。高さはありますが、長さと幅は同社のアクアと一緒、2列シートのコンパクトカーです。

このレイアウトの利点は、ドアの開閉に場所を取らないので狭い駐車場でも出入りがラクなこと。あとは床が低いので、重い荷物もスライドドアから積み込めます。
車内に数多く備わる実用的な収納や、女性でも手頃に扱えるサイズから、それこそ3~4人家族、しかも子供まだが小さい家庭をメインターゲットにしています。

この種のプチバンないしはコンパクトミニバンは各社、こぞって新車を発表しています。やはりそれまでのミニバンでは大きい、そこまでの大きさは要らないという需要があるそうです。

他に代表的なモデルとしてはホンダのフリード

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ポルテよりも長さで20センチほど長く、シートは3列です。ですが他のミニバンよりもひと回り小さくなっています。
ちなみにトヨタの売れ筋ミニバンであるウィッシュは全長で4.6mと、これよりさらに40センチ長くなっています。これは取り回しには大きな差です。

もちろんこの種のコンパクトミニバンは、室内空間では普通のミニバンよりは劣ります。ポルテはシートが2列に抑えられていますが、フリードは3列なのでどうしても狭くはなります。
が、特に大柄な人がのったり長時間のドライブが主目的でも無い限り、むしろ市街地では小さいほうが取り回しが良いというのが世の常。その意味では十分に実用的です。

軽自動車にもコンパクトミニバンはあります。同じホンダのN-BOXとN-BOX+です。
top_visual2.jpg

軽自動車ながらタイヤを限界まで四隅に寄せ、さらに助手席の下に燃料タンクを設置することで、低くフラットな床を実現しました。標準装備された「マルチボード」を使って、写真のように車内で寝そべったり、荷室を上下2段に仕切ったりできます。

何より車内が広い。家族での荷物満載の移動ももちろんですが、自転車を積んでのアウトドアなどでもその積載能力を発揮します。ちなみに開発の段階から車椅子の積載を想定していたらしく、このままでも福祉車両として使えるのが特徴です。
多くのモデルは既存の車種に改造を施して福祉車両を新たに制作するので、これは珍しいですね。

このように、ミニバンほど大きい車両はいらない、でも「いざという時に」荷物が沢山積みたい、多くの人を載せたいという欲求を解決してくれるのがミニバンなのです。ミニバンを買うのは、なにも毎日7人家族でスーパーに買い出しに行くような大家族だけではないのです。



最後にお洒落の国、フランスのミニバン事情を。
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以前も登場したルノー・カングーです。  →前回の記事はコチラ

これはフランスのルノーが作っており、本国では郵便配達員や花屋、パン屋にと幅広く利用されている「商用車」なのです。
が、その実用車たる使い道とは裏腹にとても良い雰囲気。フランス補正でも草原効果でも、黄色のボディカラーでもなく、見ていて妙な心地よさがあります。

ちなみにサイズは結構大柄な長さ4.2m×幅1.8m×高さ1.8m。特に幅がかなりあります。もちろん日本の道路事情で使えないことは全然ないのですが。
シートは2列なので、車内は相当広いです。ドアは両側スライド。テールはハッチバックと、写真の観音開きタイプがあります。

毎回私のゴリ押しのカングーですが、その理由はやはり癒し系の外見と、頑張りすぎてない実用性に尽きますね。
頑張って格好良く作ろうとしていない、そこに雰囲気があります。萌えポイントです。たとえば丸っこい窓枠や明るい、けど派手じゃないボディカラー。こんな時代なのに樹脂製のバンパー。「大事に乗ろう」というよりも「使ってやろう」という気になります。
実用性はもちろん折り紙つきなのですが、それに加えて雰囲気がいいという点で国内のミニバン市場の中で一頭地抜けています。カングーの前には正直、他の全ミニバンが同じように見えてしまったり。。。


今時のミニバンってもう缶コーヒーみたいな戦争状態になっていて、どのモデルにも異なった「押し」のポイントがあるのですが、俯瞰してみると全部同じ(笑)
ジョージアが好きとか、俺はボス派だって人にはいいかもしれませんが「眠いからとりあえずコーヒー飲みたい」って人にはみんな一緒。良くも悪くも「どれを選んでも後悔しない」そんな状況が続いています。前述のコンパクトミニバンにしても、この状況はしばらく続いていくでしょう。何せ「ちゃんと作れば売れる」カテゴリなんですから。

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もちろん私も缶コーヒー依存症なのでこの戦況に文句は言えないです。それに、少しでも味が劣る缶コーヒーは淘汰される世界で売れているというのは、中身を徹底的に磨いた+魅力が伝わっている証拠です。売れてるミニバンは文句なしに凄いです。
ただ、少なくとも抹茶ラテには敢えて飲む理由がある、そういうことなのです。抹茶ラテを選ぶ理由は、スッキリ微糖だからでも満たすデミタスだからでもなく「抹茶ラテが飲みたいから」に尽きますよね。

これは人と違う個性が重要という話ではなく、そんな雰囲気重視で、理由を持って「実用的な乗り物を選びたいなぁ」とこう思うわけです。正直、日本のミニバン戦争には疲れました(笑)
カングーは日本の厳しいミニバン市場で磨かれたわけじゃないけど、だからこそ、揺るぎない魅力を持っていると思います。

ひとしきりカングーと抹茶ラテの話で煙に巻いたところで、次回はミニバン戦争のまとめ行きます。はい、今度こそマジメに。でもカングー良いよ!


●参考リンク
ポルテ公式サイト

フリード公式サイト

N-BOX公式サイト

過去記事:カングーに夢中

カングー公式サイト


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  1. 2012/08/02(木) 00:58:08|
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