くるまみれ

23歳、文系。メカ知識なし。スピード欲なし。ただひたすらにくるま好き。

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ハチロクとスポーツカー

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最近読んだクルマ雑誌、というかそれに限らず多くのメディアで、トヨタ86及びスバルのBRZが大きく報道されています。
やれ「日本に復活したピュアスポーツ」「走る楽しさをもう一度」「若者の憧れ、再来」などと言われています。ここまでやれば、さすがに普段クルマに興味のない人々でも、そのムーブメント自体は知っているのではないでしょうか。そのフォルムはロングノーズ(気味)にショートデッキ、大きめのタイヤに流線型、何よりも低い車高という、いかにもスポーツカーな出で立ちです。

ここで車自体の話もしたいのですが、正直乗ったこともないし、まだ乗るつもりもないですね、特に愛おしい存在でもないので(笑)
むしろ興味があるのは、その売り方、キャンペーン(と言うよりもムーブメントに近い)、その戦略です。

一番ハッとさせられたのが、ハチロクの広告で書かれているキャッチコピー。

「スポーツカーが、ご趣味ですか。」

その後に、クルマ好きが高じてハチロクに乗って→そしたら身体感覚が蘇ったような走りで→乗ったらイジりたくなって→そしたら仲間が集まってきて、スポーツカーとはやっぱり良いものだ、という文章が続いています(うろ覚えですみません)。

面白いのは、やっぱりそのコピーですよね。スポーツカーが、趣味。
まず、こうもダイレクトに、かつ広く使われている「スポーツカー」という単語を、ものすごく久しぶりに聞いたような気がします。

考えてみれば、自分のようなカーヲタが連日接しているメディアには、スポーツカーという統一的な表現って意外に出番がないんですよね。たぶんその道の人は「スポーツカー?それで?」となっちゃうので、もっともっと細分化されているんですよね。スポーツという名前やそのような意味をもった多くの用語がそこにはあります。たとえば、やれハイパフォーマンスだの、スペシャリティだのという雲の上の存在・・・ポルシェだったりフェラーリだったり。これはスポーツカーとは違いますよね。スポーツグレードさのパフォーマンスバージョンなどの「スポーツも楽しめる高性能車」・・・AMGやMシリーズ、国内ではTRDやWAX STIあたりでしょうか。これも、生粋のスポーツカーではないですよね。
そう思うと、スポーツカーといえる調度いい位置に位置しているラインナップは何を思い浮かべますか?

自分の中で間違いなく出てくるのは、マツダ勢のRX-8とロードスターです。
スペシャリティとの境界で微妙・・・大方はスペシャリティに分類するでしょうが、雲の上ほどでもない?位置には米マスタングにカマロ、英ロータス、独TTクーペ、プジョーRCZという存在も一応あります。ですが、これがハチロクと同じ土俵でスポーツカーと扱われるかといえば、大方は違うでしょう。

それは値段にしてもそうですが、何よりも「遠い」の一言です。明らかにマニアックなのです、ことに輸入車自体がマニアックで括られる日本、さらに言えばマスタングならまだしも、TTやRCZはパッとは出て来ませんよね。そもそもクーペ押しであってスポーツカーかどうかとは根本的に別なのですが。

完全に話が脱線しました、要はここ数年、基本的に国産スポーツカーは空白だった、これは間違い無いですよね。
一目見た瞬間に「アッ!」てなるあの低姿勢なフォルムは空白だったわけです。

次に国産の中で歴史を遡ってみると、たくさん出てくるんですね。
パッと思い出すだけでもトヨタはスープラ、セリカ、MR2、ニッサンのシルビア、スカイラインGTR、マツダのRX7、三菱のFTOやGTO、等々。リスト漏れしているクルマのファンの方、申し訳ないです。脳内は完全にイニDとかそこらへんです。

さて、そろそろ結論と行きたいですね。
何にもまして、スポーツカーという統一した認識が戻ってくることが嬉しいです。たとえそこに大排気量のアメ車ファンや官能的なイタリア車ファン、または当時からのロータリーファンが歯を食いしばっていても、日本の人口の恐らく6割ぐらいに迫ろうとしているであろう「クルマに特に興味のない人々」にとっては、今後数年「これがスポーツカー」という一台が登場したように感じます。

自分にはかなり驚くべきことですが、大学の友人の中には「スポーツカー」「走る楽しさ」「クルマ好き」という単語の意味すらも解らない人が大勢います・・・さすがに大方は女子ですが、男子にもいます。それ自体、バブルからのスーパーカーブームのちょっと後に生まれ、イニDっぽいクルマを幼少期から見てきた自分には大きな驚きであったりします。

このムーブメントが根付いたところで、低燃費×実用性主義、さらには維持費も高いというネガティブなイメージは変わらないでしょう。でも、クルマはそれだけじゃない、もっと言えばそれだけを求めている人種だけじゃないというメッセージは、この時代にとても大きな意味を持つと思います。

これに感化された他社にも、負けじと第二第三の国産ピュアスポーツカーを開発して欲しいと思いますが、残念ながらベス☓カーの誌面以外でそのようなニュースは聞かないですね。寂しい限りです。

噂によればハチロクは、想像以上に燃費が良いという話をよく聞きます。しかしそれを恐らく「敢えて」広報で大々的に持ち出さないあたり、トヨタがあくまでスポーツカーとして売ろうとしていることが強く伝わってきます。

近く日本にも「スポーツカーが趣味」と名乗る人が増えることを期待します。
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  1. 2012/04/13(金) 21:08:17|
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