くるまみれ

23歳、文系。メカ知識なし。スピード欲なし。ただひたすらにくるま好き。

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これぞ旧車の魅力 with 角目ベンツ【前編】

前回の更新で映画TAXIの悪役が乗っていたメルセデス・ベンツE500の魅力にすっかり毒され

本日は所沢のベンツ専門店GUN AUTO TRADE様へ。


ただし狙うは、伝説の500Eじゃなくて190E。

この190Eというのは、85年に日本に入り始めたベンツの小型セダン。

それまで大型・高級で売っていたベンツが送り出した小型モデルということで、廉価版なのかと思いきや質感には相当こだわって「ちゃんと作った」と評価されているモデル。

だから別段圧倒的に速いんでもないし、人の目を釘付けにするようなデザインでもない。

そうじゃなくてちゃんと作っているっていうのは、当たり前に走り、当たり前に曲がり、安心して飛ばせる。
さらに内装の質感とかボディ剛性、耐久性、快適性も全部ひっくるめて「ちゃんと作っている」ということ。

もちろん乗らずに言えたことじゃないけど、このモデルについてはそういうことが言われている。

そういう意味で、文字に起こす分にはベンツらしさに溢れているモデル。


派手でもなくいたずらに華やかさも求めず、ちゃんと作っていて必要なだけ豪華、それでいて安全で実用的。
130年前に初めて自動車を開発した自動車メーカーが今でも(いろんな意味で)君臨しているのは、決して豪華で高級なだけという理由ではない。

ベンツにはここまで縁のない生活を営んでいても、やっぱり傍目から見て「いい会社感」は凄く強く伝わってくる。
日本ではどうにも「お金持ち」もしくは「怖い人」のイメージがつきまとうのが残念。
でも、ただ華美で豪華なだけだったら、ここまで長く人気でいられることもなかっただろう。あのエンブレムにも、ここまでの説得力もなかったように感じる。

豪華である以前に安心と実用性という価値観があり、ホント、ちゃんとしたメーカー。


IMG_18921.jpg

さて、異常に長い前置きでベンツを褒めちぎってしまったのですが
ひとえにそれは、自分のこれまでのベンツ感への反省だったりする。

やっぱり若さ故?分かりやすい魅力のあるクルマにどうしても目が行ってしまうもので。

うるさくてやんちゃなイタリア車

落ち着いてるけど妙におしゃれなフランス車

豪華で華やかで、重厚感のあるイギリス車

道具感さえもファッショナブルに魅せてしまう北欧車もといボルボ

というラインナップばかり追いかけておりました。
それらと対局な位置にあるドイツ車が、良い物なのは分かりつつもどうしても好きになれなかったりして。

旧車党なのもあり、そんな訳で上記の国籍の型落ちモデルに毎回惹かれるわけであります。


ですが今回、そんなラテン車党の自分に一石を投じる出会いが。

IMG_19031.jpg

これは91年のモデルなのですが、今見るとめちゃくちゃ格好いい!それに尽きる。

ベンツは別に、「速い」だの「格好いい」だの、そういう理由で選ぶメーカーではないと個人的には思ってて。


でも、これはね。格好良いですよ! 軽く打ちのめされるぐらいに。

確かに大方の意見では、旧くて地味です。
なのでこれは、あくまで個人的な旧車萌えポイントのハナシです。

グッと車高を低くして、直線だけで描かれたスポーティなライン。
間近で見て、実際乗ってみると本当に車高が低い。

後ろから見ると、凹凸でアクセントの付いたレールランプ。
後付け感のまったくない、完全にボディの一部になっているリアスポイラー。

でも、こうして部分部分でいいことを並べていっても多分、すぐにネタは切れてしまう。


なぜならこのベンツの凄さは、全体のバランスにあるから。そう感じております。

小型セダンということで豪華になりすぎず、でもブランドの作品感は残す。
カジュアルだけどプレミアムでもあり、でもハイソ過ぎない。

さらには基本的には重厚感のある、というか出したほうが上手く行きやすいセダンなのに
むしろ軽快さ、スポーティさを、本当に適度に加味してる。

だから気負わず乗れるスポーツセダンが奇跡のバランスで成立しているような、そんな気がしてたモデル。
現行車でイメージに近いのは初代ティアナかな、あれはちょっと高級感出しすぎだけど。

それかマツダのアテンザ。あの適度なプレミアム感とスポーティさ、大好き。

IMG_18981.jpg

内装も、豪華というよりはシンプルで格好いい。

広くはないけどとても居心地のいい室内。
低い車高と、ボンネットの薄さからくる広い前方視界。

そして、時を経たレザーシートの放つ香ばしい革の匂い。

プント様みたいな際立った派手さはないけど、絶対に飽きない。
そんなイイモノ感漂う、旧くてもそれが良さになる空間。いいなぁ


誰が言ったか「ベンツとポルシェは旧い方がいい」という格言があります。

もっとも単純な優劣でいうなら新型が最強なのが一般論ですが、旧車党に限らず、旧いが故の良さも確実にあるものです。

これらのベンツも、もちろんこのカタチ自体が好きなのですが、それだけじゃない。
近年のクルマみたいに流行り廃りに関係なく、シンプルで飽きないデザイン。

確かに旧くはあるけど、ここまで年季が入って、手垢がついてても乗りたくなると思わせるその雰囲気。
ただの個性だけでも旧さだけでもなくて、両方が揃った時に再び輝き出すようなモデル。

自分の旧車偏愛には、もしかしたらこんなもっともらしい理由があるのではないかと考えてみたりしております。


新しくても旧くても、速くても遅くても、自分がしっくり来るクルマにその時に乗るのが一番。

大げさな描写は全くなしに、今日の190Eの運転席に座った瞬間「ドキッ」とした。
それぐらいこの、内装の雰囲気にグッとくるものがあった。


そんな訳で、ベンツそのものよりも旧車偏愛のハナシになってしまいました。
でもこの一台をちゃんと見て、妙にスッキリしたのは事実。この「シックリ感」は前回のアルファ以上かも。


次回はちょっと調べた上でのモデル解説を。
ぶっちゃけめっちゃ欲しい……でもどうせ乗るならやっぱり「アレ」が欲しいような、ね。


●参考リンク
GUN AUTO TRADE様トップページ

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  1. 2012/09/23(日) 05:50:40|
  2. 中古車屋巡礼
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